羽毛ふとんの知識〜グースとダック - うしまるの新着情報 - Yahoo!ブログ
日本語で、グースとはがちょう、ダックとはあひるのことです。
本来は、がちょうは美味な肉と肝臓(フォアグラ)を採るために飼育され、あひるもまた食肉用と採卵用として飼育されており、羽毛はどちらかと言えば副産物といえます。
ダックダウン90%の羽毛ふとん グースダウン93%の羽毛ふとん
上の画像を見ていただけば一目瞭然ですが、寝具用の原料としての羽毛の品質はグースの方がダックより優れています。
その理由は
①鳥の体型がグースの方がダックよりもずっと大きいため、それに比例してダウンボールが大きく、カサ高性に富んでいる。
ライトの異なるタイプのない効果がどのような植物を持っている
②グースの方がダウンの羽枝が細くて柔らかく、ドレープ性に富んでいる。
③グースの方が、フェザーが湾曲している。
羽毛ふとんには水鳥のダウンとフェザーを使用します。
ダウンとは、羽軸を持たない羽毛で鳥の肌着にあたるもので、保温性、柔軟性に優れており、1羽から10〜20g程度しか採取できないため1枚の羽毛ふとんを作るのに約150羽の水鳥を必要とする場合があります。
フェザーとは、表面より裏面に向かって少し湾曲した羽軸を持ち、その両側に柔らかい羽枝があり、さらにその左右に小羽枝がついて、いわば鳥の上着にあたるものです。
ちなみに鶏などの陸鳥には水鳥にあるようなダウンはありません。
どのようにブービートラップドアに
●ダウン比率が高ければよいというのは誤解
羽毛は飼育期間、飼育環境、鳥の品種によってその品質(カサ高性)に大きな差が生じます。
ダックダウン95%よりもグースダウン80%の方がカサ高性が高い場合もあります。
でもダックが駄目かというとそうでもなく、ダックでもキングダックという大きなアヒルはグースに負けないくらいのカサ高性があります。
要するに、カサ高性が最も重要で、カサ高性の差が保温性の差となってくるのです。
●産地と品質は必ずしも一致しない。
確かに寒冷地の羽毛の方がダウンボールが大きく、良質ですが、同じ国でも飼育期間、飼育方法等で差があり、一概には言えません。
"トップハングシャワーのドア"
イメージの高いとされるポーランド産でも検査の結果、ロイヤルゴールド(金ラベル)がつけれるものとエクセルゴールド(赤ラベル)のものとがあります。
例えば、中国の羽毛だからといって粗悪とは限りません。
ポーランド、シベリア産に匹敵する高級なものもあります。
●ガシャガシャと音がするのは中羽毛が悪いからというのは、誤解
側生地には羽毛が吹き出ないようにダウンプルーフ加工がされていますが、最近では技術がすすみ、高密度、高品質、軽量の超長綿が開発され、音のしない羽毛ふとんが出てきましたが、これは羽毛とは関係ありません。
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